福井で夫婦旅の宿を探すと、まず目に入るのがあわら温泉です。正直、露天風呂付き客室と一口に言っても、部屋についているのか大浴場の話なのか、ページを読むだけでは分かりにくいことが多いんですよね。気になって調べてみたんですが、あわら温泉には客室そのものに露天風呂や半露天風呂を備えた宿がいくつかあり、価格帯にもはっきり幅がありました。
この記事では、客室に露天風呂・半露天風呂がある宿を福井の施設データから絞り込み、価格の目安と一緒に紹介します。ただ、予算だけで選ぶと後悔することもあるので、温泉の泉質や食事の中身まで具体的に見ていきます。
福井で半露天風呂付き客室を選ぶときの基準
半露天風呂付き客室を選ぶときに見るべきポイントは、大きく3つです。ひとつは泉質と湯の量、もうひとつは食事のスタイル、最後が価格帯です。特に夫婦旅では「大浴場よりも部屋でゆっくりしたい」という声が多く、客室露天風呂の有無そのものが満足度を左右します。
比較しやすいように、今回紹介する3軒を表にまとめました。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| 美松 | ナトリウム・カルシウム塩化物泉の自家源泉。4階・5階に露天風呂付客室 | 若狭牛や越前ガニなど地元食材の会席 | ユニバーサルルームもあり | 風呂4.31・夕食4.42 |
| 清風荘 | ナトリウム・カルシウム塩化物泉。十三の風は13室中の一部が露天・半露天風呂付き | 劇場型ビュッフェから十三の風懐石まで幅広い | 洗い場は仕切り付きで気兼ねなく利用可 | 風呂4.67・夕食4.73 |
| まつや千千 | ナトリウム塩化物泉。特別フロア「時忘れ離座」は全室に源泉露天風呂 | 地元の海の幸と山の幸を使った会席 | 洗い場は1箇所ずつ仕切りあり | 風呂4.69・夕食4.63 |
価格は2026年9月時点・2名1室の目安です。美松は8,800円から、清風荘は19,541円から、まつや千千は10,450円からと、同じあわら温泉でも幅があります。この差は客室のグレードと食事の内容に出やすく、半露天風呂付きの部屋を狙うなら最安値プランではなく、露天風呂付き客室タイプのプランで比較するのが正直な選び方だと思います。
あわら温泉で叶う夫婦向け半露天風呂の宿
ここからは、客室に露天風呂・半露天風呂がある3軒を、それぞれの特徴とともに紹介します。すべてあわら温泉エリアの宿です。
回廊庭園を望む客室露天風呂が魅力の「美松」

美松は、あわら温泉の中でも4階「悠々の階」と5階「遥々の階」に、回廊庭園やあわらの田園風景を望める露天風呂付客室を備えています。公式サイトの案内によると、お部屋は和室と洋室タイプがあり、露天風呂の浴槽はひのきや陶器などお部屋によって異なるとのことです。自家源泉を使用しているため、時間を気にせずゆっくり湯に浸かれるのも心強いポイントです。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、効能としてアトピー・湿疹、リウマチ・神経病、慢性消化器病が記載されています。評点は風呂が4.31、夕食が4.42、清潔感が4.42と、全体的にバランスよく高めです。食事は若狭牛や越前ガニ、若狭カレイなど地元食材を使った会席が中心で、公式サイトの紹介では「越前ガニや若狭カレイ、甘エビなど新鮮な海の幸、若狭牛など」地元ならではの食材にこだわっていると案内されています。
最安値の目安は8,800円(2026年9月時点・2名1室)ですが、これは素泊まりに近いプランの価格です。露天風呂付客室を選ぶ場合は、もう少し予算を上乗せして考えておくのが正直なところだと思います。日本が世界と繋がった年にあわらで物語が始まったという沿革も公式サイトに残っており、老舗としての落ち着きも感じられる宿です。
北陸最大級の庭園露天風呂と、13の趣が異なる客室を持つ「清風荘」

清風荘は、北陸最大級と紹介される庭園露天風呂を持つ宿です。客室のなかでも特別フロア「十三の風」は13室それぞれ違った趣を持ち、露天・半露天風呂付きの部屋も含まれています。プライベート空間であわら温泉を満喫できるという公式サイトの案内どおり、洗い場も仕切られており、気兼ねなく利用できる作りになっています。
評点は風呂が4.67、夕食が4.73、清潔感が4.54と、今回紹介する3軒のなかでも特に高い数字が並びます。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛への効能が記載されています。プランは「茹で蟹足食べ放題・飲み放題付」の劇場型ビュッフェから、総料理長の技が光る「十三の風懐石」まで幅が広く、目的に合わせて選べるのも良いところです。
温泉、自家源泉から溢れる湯を楽しめる「風の温泉郷 十楽」
公式サイトによると、自家源泉から溢れる豊富な湯を、北陸最大級の庭園露天風呂をはじめとした「風の温泉郷 十楽」で楽しめるとのことです。女性大浴場には「シルクの湯」、そしてあわら初という炭酸泉が楽しめる新大浴場「木もれ陽の湯」もあり、湯めぐりだけでも一泊では足りないほどの充実ぶりです。
客室、北欧と和が融合したくつろぎ空間
客室は北欧と和のテイストが融合した造りで、特別室「蘆庵」や露天・半露天風呂付きの「十三の風」など、複数のタイプから選べます。夫婦旅で個室感を重視するなら、十三の風のなかでも露天風呂付きの部屋を指定して予約するのが確実です。
食事、オープンキッチンから懐石まで
食事は石窯を使ったオープンキッチンの劇場型ビュッフェが看板ですが、夫婦の記念日利用であれば、静かに味わえる「十三の風懐石」を選ぶ手もあります。冬季には「タグ付越前がに」が丸ごと一杯付く「かに懐石」も用意されているとのことです。
価格は19,541円から(2026年9月時点・2名1室)。ビュッフェ付きプランでは54,450円のものもあり、内容によって差が大きいので、予約時にプラン名まで確認しておくと安心です。
全室に源泉露天風呂を備えた特別フロア「時忘れ離座」がある「まつや千千」

まつや千千は、北陸最大級のスケールを誇る源泉大浴場「千のこぼれ湯」で知られる宿ですが、特別フロア「時忘れ離座」は全室に源泉露天風呂を備えており、部屋にいながら湯に浸かれるのが特徴です。洗練されたゆとりの空間、というのが公式サイトの言葉ですが、実際に評点を見ても納得できる数字が並んでいます。
評点は風呂が4.69、夕食が4.63、サービスが4.7と、サービス面の評価が特に高いのが目を引きます。寄せられている口コミには、フロントや案内、送迎の対応の良さが具体的に書かれていました。夕食時間に多少遅れても親切に対応してもらえたという内容で、接客の評点の高さを裏付ける形になっています。
泉質はナトリウム塩化物泉で、冷え性や神経痛、関節痛への効能が記載されています。客室のベッドにはSealy(シーリー)社製を導入し、寝心地にもこだわっているとのことです。食事は新鮮な海の幸や山の幸を、まつや千千の調理長が旬の美味として提供する内容です。
最安値の目安は10,450円(2026年9月時点・2名1室)ですが、これも素泊まりに近いプランです。時忘れ離座の露天風呂付客室を狙うなら、事前に部屋タイプを指定して予約するのが確実だと思います。
エリアと交通、予約の勘所
3軒はいずれもあわら温泉エリアにあり、JR芦原温泉駅からは車で10〜15分ほどの距離です。美松と清風荘、まつや千千はいずれも要予約の送迎バスを用意しているため、公共交通機関で向かう場合は事前に予約時間を確認しておくと安心です。北陸自動車道の金津ICからも15分前後で、車移動なら3軒とも十分に日帰り圏内の近さです。
半露天風呂付き客室は部屋数が限られていることが多く、清風荘の「十三の風」は13室、まつや千千の「時忘れ離座」も特別フロアという位置づけです。夫婦旅で確実に露天風呂付きの部屋に泊まりたい場合は、部屋タイプを名指しして早めに予約するのが正直いちばん確実な方法です。
よくある質問
まとめ
福井で夫婦向けの半露天風呂付き客室を探すなら、あわら温泉の美松・清風荘・まつや千千の3軒が具体的な候補になります。美松は回廊庭園を望む客室露天風呂と地元食材の会席、清風荘は北陸最大級の庭園露天風呂と13室それぞれ趣の異なる客室、まつや千千は全室に源泉露天風呂を備えた特別フロアが強みです。
価格だけを見ると美松が手頃に見えますが、露天風呂付き客室タイプで比較すると評点の高い清風荘やまつや千千にも十分な理由があります。予算と譲れない条件を先に決めてから、部屋タイプを指定して予約する。それが、福井で半露天風呂付きの夫婦旅を後悔なく選ぶいちばん確実な方法だと思います。 “`
